助成金交付団体訪問録

おりづるの会の「わいわい小さな音楽会」を訪問しました

このページから平成28年度の助成事業の訪問記録です

oriduru 5月22日(日)、柳井市の柳井市文化会館で開催された「わいわい小さな音楽会」を訪問しました。
 主催の「おりづるの会」は、平成24年に会を発足され、翌年から毎年、音楽を通して地域の独居者や障がい者等との親睦やふれあいを図るため、高齢者や障害者が楽しく、リラックスして、なつかしい音楽を聞いたり、歌ったり、お互いに交流し合う機会となる音楽会を開催されています。


oriduru2 4回目となる今回は、地元の高校生のサックスやクラリネット演奏のほか、おりづるの会スタッフによるハンドベル、ゲストの「響胡」による二胡の演奏等のプログラムで構成されていました。
 会食や歓談の時間もたっぷり設けられ、お茶やお菓子を味わったり、みんなで和気藹々とおしゃべりをしたりして交流されており、参加者への温かい心遣いを感じられる、ほのぼのとした音楽会となっていました。
 子どもから高齢者まで50~60人の方が参加されており、やない市民活動センターの協力などで徐々に周知され、参加者も年々増加しているとのことです。
 地道な活動ですが、今後も素敵な音楽会を開催されるよう期待しています。

NPO法人やまぐち男女共同参画会議の「まちづくり政策アップセミナー」を訪問しました

 3月12日(土)、山口市のカリエンテ山口で開催された「まちづくり政策アップセミナー」を訪問しました。
 主催の「NPO法人やまぐち男女共同参画会議」は、男女が社会の対等なパートナーとして、あらゆる分野に共に参画し、共に責任を分かち合う、男女共同参画社会の実現をめざして、啓発活動や研究会等の開催、情報交換、情報発信等の事業を実施されています。
 設立から35周年の節目に当たり、これまでの取組や足跡の歴史を振り返り、新たなあゆみに繋げ、更に次代に継承していくため、記念誌の編集・発行をされました。

danzyokyoudou この日は、活用セミナーの一環として、ゲストスピーカーの山口大学経済学部教授の富本幾文さんが「海外から見た日本のジェンダー」を説明され、その後3人のパネリストが、「どう繋ぎ、活かす男女共同参画のあゆみ」をテーマに、日々の生活や仕事・活動の中で感じたことや自らの体験を元に語られました。
 参加者は約40人で、参加者からも体験等について活発な発言がありました。
 参加者の男女共同参画への意識は高く、35周年にふさわしいハイレベルの内容で、理解も進んだものと思われます。
 今後も男女共同参画推進のために、継続されることを期待しています。
 

上宇部学び舎(まなび~や)の閉講式に訪問しました

 3月15日(火)、宇部市の上宇部中学校で開催された「まなびーや閉講式」を訪問しました。
 主催の「上宇部学び舎(まなびーや)」は、まちの活性化を図るため、地域住民が互いのよさに気づき、協働できるきっかけづくりの場として、月1回のペースで10回シリーズの学習会や交流会を開催されています。
 「座学を通して学んだことを、実践を通して地域に反映することで、地域力を高める」ことを目的に、まさに「人づくり」を「地域づくり」に結び付けた事業です。

manabiya この日は地域の人を中心に約40人が参加されていました。上宇部中学校で「授業参加」と「安全でおいしい学校給食の試食」が行われた後、上宇部ふれあいセンターの赤田館長による、「社会教育の必要性」と題した、高齢者などの社会参加等についての講演がありました。
 また、振り返りとして、これまでの学習会や交流会等の記録上映があり、映し出される参加者のみなさんの様子を見て、一年間の様々な学びが非常に充実したものであったことが伺えました。

 最後は「来年度の活動をさらに充実させていきたい」と締めくくられ、今後も地域住民の学び舎がさらに発展し、地域の学習の場として継続されることを期待しています。

NPO法人岩国子ども劇場のオペラシアター公演を訪問しました!

 3月5日(土)、岩国市のシンフォニア岩国多目的ホールで開催された岩国子ども劇場設立42周年記念公演「こどもに夢を!たくましく豊かな創造性を!オペラシアターこんにゃく座『ロはロボットのロ』」を訪問しました。
 主催の「NPO法人岩国子ども劇場」は、人と人とのつながりを大切にすることを目的に、舞台鑑賞や異年齢集団との活動を通して「人や自然とふれあう場」を地域の子ども達に提供している団体で、一年間の締めくくりに、こんにゃく座を招いた公演を開催されました。

iwakuni 当団体は、「舞台を観て終わり・・・」ではなく、この舞台公演を軸に、ロボットづくり、オペラについての学習、劇の挿入歌を合唱する等の数回のワークショップを取り入れ、一年間の活動の中で、子ども達が深く文化芸術を楽しみ、学ぶことができるよう工夫されており、この公演は、「自分にとって大切なものを守るために頑張ろう」という勇気をもらえるような内容です。
 これまでのワークショップで学んだ知識や経験が子ども達の中に息づいており、身を乗り出したり、手を振ったり、感情豊かに鑑賞している姿が印象的でした。
 公演終了後、感想をや思いを語る場を設けられたとのことで、活動を通して、芸術の楽しさや素晴らしさが子ども達の心に刻まれたことと思います。

 会では、「地域の中で芸術活動等を続けて来られた方達がワークショップを通してつながったことも大きな成果の一つ」と考えられており、今後もいろいろな団体と交流、協働しながら、地域の中で文化芸術の芽を育まれることを期待しています。

草莽塾やまぐち準備委員会のNPOマーケティング講座を訪問しました!

 2月6日(土)、萩市の萩博物館で開催された「ミッション達成力を上げる!NPOマーケティング講座」を訪問しました。
 主催の「草莽塾やまぐち準備委員会」は、NPOの組織力や経営力を高めることを目的に、今年度立ち上げられた団体で、県内の数団体が協働して運営されています。
 国内におけるNPOマーケティングの草分けである長浜洋二氏(株式会社Pablico 代表取締役)を招いて、周南市・宇部市・萩市・山口市の4か所で研修会を開催されたので、3回目となる萩会場を訪問しました。

soumouzyuku 受講者は県北部の県民活動支援機関のスタッフや地域おこし協力隊の若者らを中心に約20人でした。
 長浜さんは、「NPOが活動するためには社会に広く共感を得る必要があるが、日頃の活動ばかりに目が向きがちで、活動の『成果』を公表していないところが問題」であり、まずは社会的認知度を上げていくため、マーケティングの手法を用いて、成果や達成率を具体的に表されました。
 約4時間の講座の後受講者は、課題解決シートを用いたワークショップを約1時間行い、活動を見直し、課題やニーズを把握しながら到達地点を定め、戦略的に計画を立てていく手法を学びました。

 新たな視点で各自の団体や活動について見直すことができ、活動の価値について改めて考えるきっかけとなりました。
 今は「準備委員会」ですが、今後、本格的に「草莽塾」を組織されるそうです。引き続きNPOの組織力向上につながる講座の開催を期待しています。

岩国往来まちづくり協議会の和紙紙漉き作業を訪問しました!

 1月30日(土)、岩国市の旧長谷小学校で開催された、和紙紙漉き作業を訪問しました。
 主催の「岩国往来まちづくり協議会」は、岩国往来を復元し、街道沿いの地域の歴史、文化、自然等の地域資源を活用した魅力あるまちづくりを行い、地域を活性化することを目的に活動されています。
 平成22年に、自治会や美和中学校と協働して、美和町長谷地区の岩国往来沿いに三椏(みつまた)100本を植樹し、「長谷三椏散歩道」を整備されました。
 この三椏を活用して卒業証書を作るため、今回、美和中学校の3年生23人と一緒に和紙づくりが行われました。

iwakuniourai 作業は、木枠に紙料(三椏・こうぞ・トロロアオイをブレンドしたもの)をすくい、水分を吸い取った後、木枠から和紙を外し、台に置いて乾燥させます。
 丁寧にやらないと仕上がりが悪くなるため、特に木枠に紙料を流し込む際は何度もやり直しとなり、生徒のみなさんはとまどいながらも楽しそうに作業していました。会の方もイキイキと生徒との交流を楽しまれていました。
 この和紙は、1週間後にアイロンをかけて完成となります。3月の卒業式では、自分が漉いた手作りの素敵な卒業証書が手渡してもらえるそうです。

 会にとって、この和紙づくりは初めての取組で、試行錯誤しながら進められてきたそうです。
 今回の体験が生徒の心に残り、将来、地域で活動をつないでくれることを願い、これからも様々な企画に取り組んでいかれるとのことです。世代をつないだ息の長い活動となることを期待しています。
 

光市のカルチャーを勝手に作る会の「コスプレ維新の島」を訪問しました!

 1月30日(土)、光市の牛島で開催された「コスプレ維新の島」を訪問しました。
 主催の「光市のカルチャーを勝手に作る会」は、漫画・アニメ・ゲーム・コスプレなどの新しいカルチャーを地域活性化の一助とすべく活動されている団体です。
 この度、光市の牛島を盛り上げるため「コスプレ維新の島」と題したイベントを開催されました。

 人口が50人に満たない牛島に、この日はコスプレ参加者とカメラマン、スタッフ等総勢72名が訪れました。
 コスプレイヤーのほとんどは20代の女性ですが、小学生くらいの子どもの姿も見られ、広島など県外からの参加もあり、コスプレの人気の高さを感じました。
  
usijima テレビなどでしか見たことのないような格好の大勢の若者が島に現れ、島民の方々は初め驚いておられた様子でしたが、一緒に写真を撮ったり、家に招いてお茶菓子を振る舞ったりと、若者と楽しい時間を過ごされたようです。
  
 参加者はイベントの様子をSNSでPRされるとのことであり、若者の情報発信の力を活用し、これからも新たな地域の魅力を発信されることを期待しています。

中須をよりよくする会の「ごきげん市」を訪問しました!

 12月23日(水・祝)、周南市中須の「ごきげん広場」で開催された「ごきげん市」を訪問しました。
 主催の「中須をよりよくする会」は、住民の生きがい対策や健康づくり、地域活性化を図るため、交流拠点である「ごきげん広場」を中心に様々なイベントを開催されています。
 「ごきげん広場」は、当会が交流人口の増加や耕作放棄地の解消、景観保全等のために昨年整備されたもので、畑や花壇等も設置し、美しく景観が保たれています。
 
 訪問したnakasuこの日はあいにくの雨でしたが、地域住民をはじめ多くの方が、地元の方が収穫した野菜や正月用品の買い物、餅つき、焼き芋づくりなどを楽しんでおられました。
 また、広場にはテントが張られ、イスやテーブルが設置してあるところでは、食べながら談笑されている方もおられました。
 会では、こうした市を小規模ながら毎週開催されており、このほかにもホタル観賞や収穫祭、どんど焼きなど四季折々のイベントを行われ、地域内外の住民同士の交流を図っておられます。
 今後も地域の特性を活かした地区内外にアピールできるイベントを継続して開催され、地域の絆づくりが進展していくことを期待しています。

周東古代ハスの会の「周東古代ハス収穫祭」を訪問しました!

 10月18日(日)、岩国市周東町丸太村の万葉の池で開催された「第3回周東古代ハス収穫祭」を訪問しました。
 主催の「周東古代ハスの会」は、古代ハスを通じ、花いっぱい運動の推進と環境美化・自然環境保全に努めるとともに、まちの活性化や地域住民同士のふれあい・交流を図ることを目的に活動をされています。
 この度、第3回目となる「周東古代ハス収穫祭」を開催されました。

kodaihasu 初めに、会員の大橋さんから古代ハスの種子の育て方の説明がありました。古代ハスは、大賀一郎博士が2000年以上前のハスの実を発芽させたことから、別名「大賀ハス」と呼ばれているそうです。芽が出てすぐに花が咲くのではなく、早くて3年かかるとのこと。肥料の量や温度調整等いろいろ注意することが多く、種子を開花するまで育てるためには相当経験が必要だそうです。
 続いて、平生町の山口むしの会幹事の伴さんから、万葉の池周辺に生息している46種類のトンボについて生態や生息時期等の説明がありました。この池には、日本一小さいと言われている「ハッチョウトンボ」が生息していますが、この度初めて「アオビタイトンボ」が発見されたそうで、会では保護も考えながら今後も観察されていくそうです。

 当日は、ねんりんピックなど他の行事と重なり、参加者が少なかったのですが、トンボの標本等も展示されており、小学生に聞いたり見てほしい内容でした。
 今後、池の整備等を継続して行い、古代ハス、紫陽花、桜等で花いっぱいにしたいとのこと。また、トンボが生息しやすい環境づくりもされるとのことで、どのような池になるのか楽しみです。

田中絹代メモリアル協会の「絹代塾」を訪問しました!

kinuyo 10月17日(土)、下関市田中絹代ぶんか館で開催された「絹代塾 vol.29」を訪問しました。
 主催の「田中絹代メモリアル協会」は、女優田中絹代をはじめ、下関に関わりの深い文化的先人の顕彰を行い、芸術文化の香り高いまちづくりに寄与することを目的に、地域住民を対象とした絹代塾、アニメ制作体験教室等を行われています。
 「絹代塾 vol.29」では、関西在住のフリーアナウンサー津田なおみさんを講師に、「映画監督 田中絹代」をテーマにした講演やディスカッションが行われました。

 津田さんは、淑徳大学大学院で監督としての田中絹代とその作品について研究された方で、絹代が監督した全6作品を年代順に上映しながら、映画監督となったきっかけや当時の世相、作品に込めた想い等を解説されました。
 「月は上りぬ」では、当時公開された「麗しのサブリナ」の影響で、登場人物にサブリナパンツを着せたという絹代の無邪気さを伝えるものや、カラー作品の「流転の王妃」では、絹代の好きな赤色を効果的に使用しているといった様々なエピソードも紹介され、和やかな雰囲気の中、参加者はメモを取りながら熱心に聴講されていました。
 参加者は10名と少なかったのですが、田中絹代や往年の日本映画の熱心なファンのようで講演後多くの質問がありました。

 絹代塾は29回継続して開催されており、財源面での厳しさはあるものの、今後もしっかりと続けていきたいとのこと。また、別事業のアニメ制作体験教室も回を重ね、アニメーターの育成等少しずつ成果が見えてきているため、絹代塾とともに頑張っていきたいとのことであり、これからも継続されることを期待しています。