助成金交付団体訪問録

山口ジュニアタグラグビー大会実行委員会の「関門ジャンボリー交流大会2014」に訪問しました!

 9月23日、下関市の乃木浜総合公園において行われた、「関門ジャンボリー交流大会2014」へ訪問しました。

 主催の「山口ジュニアタグラグビー大会実行委員会」は、青少年の健全な心身の育成と交流の促進を目的に、ジュニアのタグラグビー(タグと呼ばれるヒモを奪うことでタックルの代わりとするラグビー)やラグビー競技の普及促進を図られている団体です。
 平成21年に設立後、ジュニアタグラグビー大会を毎年開催されるとともに、タグラグビー教室やレディースチームの創設に向けた準備等も進められ、活動の拡大を図られています。


tag rag この日は県内や県外(鳥取、島根、福岡、大分)から、小・中・高校生の約30チームの参加があり、グラウンド内5か所くらいに分かれけて、順次タグラグビーやミニラグビーのゲームが行われました。
 会員や各チームの指導者等がレフリーや記録等を行われたので、ゲームはスムーズに進行されました。
 出場したチームは勝敗にはこだわらず、ゲームを心から楽しんでいるようであり、家族のみなさんも笑顔で応援されていました。ハードなスポーツですが、和やかな雰囲気が感じられました。

 ラグビーは、野球やサッカー等に比べ競技人口が少なく、普及には時間を要するとは思いますが、地道に啓発活動を行われ、目標である、老若男女誰もが参加できる「山口ラグビージャンボリー大会」が開催されることを期待しています。

 

錦帯橋さくら守の会の「桜の手入れ方法を学ぶ講座」に訪問しました!

 9月20日、サンライフ岩国において行われた「桜のあれこれを学ぼう!~桜の手入れ方法を学ぶ講座」へ訪問しました。
 主催の「錦帯橋さくら守の会」は、錦帯橋周辺や吉香公園内の桜の育成管理を行い、地域の観光資源としてさらに魅力あるものにしようと精力的に活動されています。
 今回、桜の種類や手入れ方法等について学ぶ講座を開催されました。

sakura 本講座は、当初会員の勉強会として企画されたそうですが、会のPRと市民への啓発を図るため、市報やチラシの配布等により市民の参加を募られたところ、関心が高く約15名の参加があり、会員を合わせ約30名の参加となりました。
  初めに、広島県緑化センター管理者の正本義忠氏が、桜の種類や名前の由来等の基礎知識、手入れの仕方、正しく手入れされ見事に復活した桜の事例など、大変わかりやすく講義され、その後、サンライフ岩国の敷地の桜を使って、枯れ枝の剪定のコツや注意点等を参加者が実際に体験しました。
 手入れの仕方を学んだ後に改めて樹木を見、多くが間違った方法で剪定され、ひどく傷んでいることがわかり、正しい知識を持った方が作業を行うことの大切さを感じました。
 午後からは、正本氏の指導の下、会員により枯れ枝を一つ一つ切り落とし、切り口に消毒薬を塗るという手入れの作業が繰り返されました。作業前は傷みの目立った桜の木が、きちんと手入れされ、見違えるようにきれいになっていったのには驚きました。

 会員は、「錦帯橋周辺の桜は、樹齢が古いため病気のものも多く、手入れには手間がかかる。新しい木を植える方が簡単だが、樹齢百年を超える桜が多くあるところは珍しいので、大事に保存していきたい。」とのことで、活動に誇りを持ち、真剣に取り組まれている様子が印象的でした。
 今後は桜の整備作業を継続しながら、会の存在や活動をPRし、会員を増やしていきたいとのこと。山口県の観光資源である錦帯橋と周辺の桜をこれからも大切に守り、育られることを期待したいです。

柳井縞の会の「もっともっと体験会」に訪問しました

  9月11日、柳井市の白壁の通りに面した「柳井縞の会」事務所において行われた「もっともっと体験会」へ訪問しました。

 主催の「柳井縞の会」は、古くから親しまれてきた伝統織物「柳井縞」を地域資源として活用し、柳井市白壁地区の観光客誘致と地域活性化を図られています。
 柳井縞に関する資料の調査研究や技術の実習と伝承、実習による作品の展示販売などを行われており、当財団の助成金で機織り機等の修理や購入、柳井縞に理解や関心をもってもらうための「もっともっと体験会」を開催されています。
 今回は、柳井縞を使った小物(がま口)作りと柳井縞を極める体験会の2つが開催されました。

yanaijima 小物作りには約10人の参加があり、講師が一人ひとりのでき具合を見ながら丁寧に説明され、和気あいあいと進められていました。
 一方、極める体験は、柳井縞を織る前の作業~整経作業~が行われ、代表の石田氏が2人の参加者に付き添い、糸の張り具合や糸切れがないかを確認しながら緊張感を持って進められていました。 草木染のベージュ色の糸と朱色の糸と藍染の糸で世界にただ一つのオリジナルの縞を織って、着物を作ることを目標に、丁寧に作業していきたいということです。

 会では、このような体験会の開催を通して、一般の方が柳井縞に関心をもつきっかけづくりと、柳井縞を長く愛していただけるような啓発活動を継続して行われるとのことであり、これからもみなさんの手で郷土の宝を紡いていかれることと思います。

NPO法人ぼうぼうネット主催の「地区防災計画づくりワークショップ」に訪問しました!

 8月31日、防府市の山口県防府土木建築事務所会議室において行われた「地区防災計画づくりワークショップ」へ訪問しました。

 主催の「NPO法人ぼうぼうネット」は、地域住民と行政・教育機関等をつないで、協働による災害に強い地域づくりや地域安全、地域力の創出を目指し、様々なセミナーやワークショップ等を行われています。
 今回、地域住民が主体となって公助・自助・共助による「ソフトパワー」を活かした地区防災計画を考えるワークショップの1回目が開催されました。(第2回目は12月に開催予定)

boubou 午前中は「山口県の土砂災害防止対策」について、県砂防課の担当者による説明と、仙台市消防局の太田千尋氏による仙台市の被災後の地域防災の取組についての講演が行われました。
 午後は、「地区防災計画を上手にすすめていくために」をテーマに、参加者が6つのグループに分かれていろいろな切り口で討議し、その後結果を発表しました。
 私が参加したグループでは、「女性や子どもを地区防災計画に積極的に参加できる環境づくりはどうしたらよいか」を話し合い、まずは防災活動に目を向けてもらい、やる気にさせるような啓発活動や情報提供を策定の前段階で取り入れていかなくてはならないなど、様々な視点から地区防災計画の立て方について意見交換しました。

  災害は身近で命にかかわるものです。日頃から「もしも」を想定し、災害への備えするなど、防災意識を高めるために、今後も活動を続けられることを期待しています。

草の実少年少女合唱団創立35周年記念演奏会に訪問しました

 8月21日、宇部市のANAクラウンプラザホテル宇部において行われた「草の実少年少女合唱団創立35周年記念演奏会」へ訪問しました。

 主催の「草の実少年少女合唱団」は、合唱をとおして子ども達の豊かな表現力と情緒を育み、地域や年齢を超えて共に音楽を創造する喜びを味わうことを目的として活動されています。
 毎年定期的に日頃の活動成果としてコンサートを開催されているほか、地域の子ども達や子育て中のお母さん等を対象とした「わらべうたワークショップ」を企画され、音楽の楽しさを提供されています。
 今回、合唱団設創立35周年となる記念演奏会が開催されたので訪問しました。

kusanomi 3部構成で、第1部は団員によるアカペラ合唱、第2部はプロ奏者(ピアノ、ヴィオラ、バイオリン)による演奏披露、第3部は35周年を記念して岡澤理絵氏が作曲された委嘱作品が初披露されました。
 ハンガリーの作曲家コダーイの作品、イタリアやドイツの歌曲、アイヌ伝承歌や東北地方のわらべうた、ミサ曲などバラエティ豊かなたくさんの楽曲を透き通るような歌声で合唱されました。
 委嘱作品は、「宮澤賢治の世界」をパーカッションと合唱のコラボレーションで表現されるめずらしいもので、すばらしいハーモニーに会場いっぱいの観客から大きな拍手が送られました。
 配布されたパンフレットには、こ35年間の活動の写真や思いがつづられており、クオリティの高い音楽活動を長く継続されていることに頭が下がりました。
 今後も活動を継続され、山口県の音楽活動をけん引していただければと思います。

山口国際交流芸術祭実行委員会主催の「ヨーロッパ特集コンサート」に訪問しました!

 7月12日、山口県立大学桜圃会館において行われた「西洋音楽発祥の地山口~ヨーロッパ特集コンサート」へ訪問しました。

 主催の山口国際交流芸術祭実行委員会は、世界の音楽・映画等に親しむ機会を提供し、県民の芸術や文化、国際理解を深めることを目的に、平成14年に県内の国際交流団体を中心に発足。外国映画の上映と関連イベントを行う「山口国際交流映画祭」としてスタートし、第3回(平成17年)からは、映画上演の他にコンサートやダンスの公演、講演会などを加えた「芸術祭」を開催され、今年で12回目となります。
 今回、芸術祭の一環として開催されたコンサートを訪問しました。

2968 3部構成で、第1部は県立大学吹奏楽団BLAZE、第2部はピアノとオーケストラ、第3部は清水宏之さん指揮で、市民や学生により結成された合唱団とオーケストラの演奏が行われました。
 県立大生のはつらつとした演奏や市民オーケストラとピアノの美しいハーモニー、合唱とオーケストラの重厚感と繊細さを持ち合わせた熱演は観客を魅了し、フィナーレは盛大な拍手と歓声に包まれました。
 出演者、スタッフが力を合わせて頑張ったことが伝わる完成度の高いステージでした。
 これからも質の高い文化芸術を県民に届けていただきたいと思います。

 

2969 この事業は、今年度新たに設けた『財団応援チャリティー助成事業』によるもので、入場料の一部を当財団の「きらめきファンド」へご寄付いただくこととなっております。
 なお、会場のロビーにおいて財団PRコーナーのを設置し、財団のPRを行いました。

NPO法人萩コミュニティシネマ主催のチャリティーコンサートに訪問しました

 7月13日、萩ツインシネマ(萩市東田町)において行われた「須佐田万川災害復興支援チャリティーコンサート」へ訪問しました。

9237 主催のNPO法人萩コミュニティシネマは、地域で唯一の映画館「萩ツインシネマ」を地域文化の発信拠点とするため、映画ファンの育成事業やまちづくりイベントなどを行っています。
 今回は、萩コミュニティシネマ設立10周年記念として、「須佐田万川災害復興支援チャリティーコンサート」が開催されました。

 記念セレモニーの後、ソプラノ歌手岩田恵美さんによるコンサートと、サイレント映画「ロイドの要心無用」が上映されました。
 岩田さんの透明感のある歌声、サイレント映画特有の速い展開と一体となったピアニスト天池穂高さんの生伴奏は、ともに素晴らしく、魅了された2時間でした。
 ただ、当日は、市内で文化イベントが重なったようで、これを鑑賞できた方が少なかったことがとても残念でした。

 今後、充実した映画上映によって、さらに映画ファン(会員)を増やされ、「北浦地区に映画館の灯」をともし続けられることを期待しています。

NICUママネットのびっこの「ぴあサポーター研修」に訪問しました

 6月28日、周南市文化市民館において行われた「平成26年度ぴあサポーター研修」へ訪問しました。

 主催者の「NICUママネットのびっこ」は、平成20年に山口市で発足。NICU(新生児特定集中治療室)体験者を対象とした交流会や情報提供などを実施され、子育ての不安や悩みを解消するための支援をされています。
 平成23年度からは、会員の中から支援者を発掘するため、サポーター養成講座を始められ、宇部市にも活動範囲を拡げてこられました。
 今年度は、新たに周南地域での活動をスタートされるとのことで、本格的な活動に先駆けて行われた「ぴあサポーター研修(運営スタッフの育成研修)」を訪問しました。

0479 研修会では、当財団の講師・アドバイザーの杉山美羽さん(NPO法人あっと理事)を講師に迎えてワークショップが行われ、会の活動に興味を持たれている周南市在住の女性が数名参加されていました。
 ワークショップでは、参加のきっかけやこれまでに大変だったことなどを挙げてNICU体験者の困難の原因や背景を分析し、どういったサポートが必要か活発に意見が出され、杉山さんがサポーターの必要性やサポートする上での注意点等をアドバイスされました。
 参加者は真剣に研修を受けられており、今後の活動に対する意欲や熱意を感じることができました。

 NICU体験者(特に母親)は、時に家族にもその辛さが理解されず孤立化したり、自分を責めるといった状況になりやすく、理解者として同じ体験をしたサポーターの存在は大きいものと思います。
 残念ながら今回の参加者は数名と少なかったのですが、参加者が学んだことを活かしてサポーターとして活動され、支援の輪を広く県域に拡げていただくことを期待しています。

第24回インターナショナルオルガンフェスティバル2014山口公演に訪問しました!

 6月6日、周南市の徳山カトリック教会において行われた「第24回インターナショナルオルガンフェスティバル2014山口公演」へ訪問しました。

orugan 主催者の「インターナショナルオルガンフェスティバルインジャパン組織委員会山口事務局」は、地域住民へ西洋音楽の原点であるパイプオルガン音楽に親しむ機会を提供し、地域文化向上に貢献するとともに、音楽を通した青少年の健全育成や、外国人演奏者の招へいなど国際交流にも寄与されています。コンサートは24回を迎え、山口県での開催は昨年に続き2回目です。
 このたび、ハンガリーからリスト音楽大学のパールウール・ヤーノッシュ教授を招き、地元の合唱団も参加して「日本の歌曲と西洋の楽器とのコラボレーション」をテーマにコンサートが開催されました。

 2部構成で、1部は周南市の女性合唱団I(あい)による合唱(「荒城の月」「浜辺の歌」)の後、同じ楽曲をヤーノッシュ教授が編曲してパイプオルガンで演奏されました。物悲しい旋律やゆったりとしたやわらかなメロディのお馴染みの曲が、重厚感のあるオルガンの旋律を通すと荘厳な「祈り」のようになり、また違った新鮮な雰囲気を楽しむことができました。
 2部は、ハンガリーのオルガン曲のソロ演奏や筝と尺八との共演もあり、会場いっぱいの観客は、日頃親しむことのないパイプオルガンの演奏に、興味深く聞き入っていました。

 この演奏会には市内の中高校生らを無料で招待されており、曲目や内容についても、初めてオルガン音楽に触れるという人にも分かりやすいように工夫されていました。
 団体では、今後も参加者の意見を参考に魅力ある企画を作っていきたいとのこと。地域の文化向上に資する音楽活動をこれからも期待しています。

徳地人形浄瑠璃保存会の公演を訪問しました!

 6月7日、山口市徳地の山村開発センターにおいて行われた「古典芸能を楽しむ会」の「徳地人形浄瑠璃公演」へ訪問しました。

 公演をされた「徳地人形浄瑠璃保存会」は、明治初期から徳地地域に伝わる県指定無形民俗文化財「徳地人形浄瑠璃」の伝承と検証、啓発を目的に活動されています。一時期継承者がなく途絶えかけていましたが、危機感を持った地元の有志が集まり、平成24年度に再結成し、技術の伝承と上演活動をスタートされました。
 昨年度、当財団の助成により人形を修理され、このたび、そのお披露目も兼ねて、地域団体「堀四区まちづくりの会」主催の「古典芸能を楽しむ会」で三番叟と絵本太功記尼ケ崎の段の2つの演目が公演されました。

tokudi 三番叟には、新しい演目で緊張されているようでしたが、会員のみなさんが一生懸命に演じられる姿に会場からは惜しみない拍手が送られていました。団体の成果と今後の活躍に多くの期待を寄せられている様子でした。

 今年度は助成事業により、絵本太功記の人形を補修して、きれいになった人形を携え技術も磨き、市内外で積極的に公演活動を行われていくそうです。徳地ならではの人形浄瑠璃を今後も大切に継承されることを期待しています。