Do a frontの「地域の素材(たね)を使った現代美術展」を訪問しました!

doafront 11月8日(日)、山口市前町にある元木材店倉庫の空家で開催された「空家の種まき germination play 」を訪問しました。
 主催の「Do a front」は、空家をアート作品の展示場として活用することで、まちに新たな魅力を呼び込み、「観光資源を作る」ことを目的に活動されています。
  平成24年の設立以降、毎年展示会を開催されており、4回目となる今年度は、地域に眠る<種>(日々の生活の中で身近にある素材)をテーマに「空家の種まき」と題した美術展を開催されました。

 11月1日から8日までの一週間、アート作品の展示や、出展アーティストによるワークショップ、レクチャー、トークセッション等多数の催しが行われました。
 この日は、現代美術家の志村信裕さんと山口大学人文学部教授の藤川哲さんのトークセッションが行われ、地域住民など約40名が観覧されていました。
 萩市見島に生息してきた見島牛を題材に、24分の短いドキュメンタリー映画を製作された志村さんが、撮影の経緯や作品を通して伝えたいことを語られ、それを踏まえ、それぞれの立場からアートに関する考え等の意見が交わされました。
 モノクロで、住人と牛、古い家や農耕具などどこかなつかしい風景が次々と映し出され、少し前の時代にタイムスリップしたような不思議な感覚を覚えました。見島牛は国の天然記念物に指定されていますが、「ほおっておいたらなくなるもの」をアートという視点で残し、新しい可能性や価値につなげていきたいという二人の言葉が印象に残りました。

 今後の活動は未定とのことですが、空家を「非日常」の空間として蘇らせ、これからも地域にアートの種をまかれることを期待しています。