NPO法人阿鼓の郷の「オレンジカフェ」事業を訪問しました

 10月25日(火)、下関市豊北町阿川のNPO法人阿鼓の郷事務所で行われた高齢者のための「カフェ」を訪問しました。
 「NPO法人阿鼓の郷」は、一人暮らしや軽度の障害がある高齢者が自由に集まって、昔話をしたり、簡単な作業をしたり、食事をしたり交流する場を提供し、高齢者の心と身体の健康をサポートする活動をされています。
 豊北町阿川地域では、地元の総合病院が運営していた認知症ホームやデイサービス施設が閉所したことにより、独居の高齢者等が増え、高齢者が楽しく集う場の必要性を感じた有志が、空き家を無償で譲り受けたことを契機に「阿鼓の郷」の発足に至りました。
 スタートしてまだ1年足らずですが、月に数回「オレンジカフェ」を開催され、ako高齢者の交流の場として少しずつ認知されており、コンスタントに10人くらい、イベント(認知症の講座など)をするときは30人くらいが集まられるそうです。月末には遊休品のバザーもあり、店舗の閉鎖によって買い物の不便な高齢者によく利用され、特に衣料品が好評のようです。
 
 この日は、地域の高齢者と会員約15人が参加。昼食用に会員が地元の野菜等を使った食べやすい献立を調理しておられ、高齢者は「イモの茎のスジ取り」や「銀杏の皮むき」などの手伝いをされていました。
 作業の合間に昔話をしたり、参加者同士の近況を話し合ったり、和気藹々とした雰囲気で、この和やかな場が、高齢化が進む中山間地域にとってなくてはならないものだと強く感じました。
 会では、今後認知症家族同士の交流や体験を語り合う場を作りたいとのこと。これからも息長く活動を続け、地域に根付かれることを期待しています。