高齢社会をよくする下関女性の会(ホーモイ)の「第14回総会記念講演会」を訪問しました

 7月16日(土)、下関生涯学習プラザで開催された「第14回総会記念講演会 ”認知症の母から教わったこと”」を訪問しました。
 「高齢社会をよくする下関女性の会(ホーモイ)」は、少子高齢化の現実をしっかり見つめ、すべての人たちが自立し、共に支え合い、安心して生きられる市民社会の創造を目指している団体です。
 山口県は高齢化率が全国で4番目と高く、また、認知症認定者が下関市では約1万200人もおられるとのことです。
 認知症の方が自分らしい暮らしを続けることができる社会の実現や、認知症の方を介護する家族・介護者の不安を解消するためには、認知症をきちんと理解し、体験者の話を聞くことが大切であることから、漫画家の岡野雄一さんの講演会を開催されました。

ho-moi 参加者は約300人。チケットは完売で、購入できなかった人が何人も会場に来られていました。
 講師の岡野さんは、40歳の時に故郷の長崎に帰り、約6年、認知症のお母さんのお世話をされていましたが、症状の進行から施設に預けられたそうです。介護する方とされる方との適度な距離感、余裕を持った生活で介護をする等、絶妙な関係を保つことがお互いにとって最高だと話され、最後に認知症のお母さんのために作った曲を2曲弾き語りで披露されました。
 参加者の中には介護中の方もおられ、「体験談を聴くことができ良かった、大変なことや苦しいことばかりで何度も挫折しそうになったが、頑張らなくてよいという言葉に救われた」と感想を述べられました。

 認知症の問題は、いつ誰が直面するか分かりません。
 多様な人が地域の中で幸せに暮らしていくための情報を、これからも地域のみなさんに提供されることを期待しています。