田中絹代メモリアル協会の「絹代塾」を訪問しました!

kinuyo 10月17日(土)、下関市田中絹代ぶんか館で開催された「絹代塾 vol.29」を訪問しました。
 主催の「田中絹代メモリアル協会」は、女優田中絹代をはじめ、下関に関わりの深い文化的先人の顕彰を行い、芸術文化の香り高いまちづくりに寄与することを目的に、地域住民を対象とした絹代塾、アニメ制作体験教室等を行われています。
 「絹代塾 vol.29」では、関西在住のフリーアナウンサー津田なおみさんを講師に、「映画監督 田中絹代」をテーマにした講演やディスカッションが行われました。

 津田さんは、淑徳大学大学院で監督としての田中絹代とその作品について研究された方で、絹代が監督した全6作品を年代順に上映しながら、映画監督となったきっかけや当時の世相、作品に込めた想い等を解説されました。
 「月は上りぬ」では、当時公開された「麗しのサブリナ」の影響で、登場人物にサブリナパンツを着せたという絹代の無邪気さを伝えるものや、カラー作品の「流転の王妃」では、絹代の好きな赤色を効果的に使用しているといった様々なエピソードも紹介され、和やかな雰囲気の中、参加者はメモを取りながら熱心に聴講されていました。
 参加者は10名と少なかったのですが、田中絹代や往年の日本映画の熱心なファンのようで講演後多くの質問がありました。

 絹代塾は29回継続して開催されており、財源面での厳しさはあるものの、今後もしっかりと続けていきたいとのこと。また、別事業のアニメ制作体験教室も回を重ね、アニメーターの育成等少しずつ成果が見えてきているため、絹代塾とともに頑張っていきたいとのことであり、これからも継続されることを期待しています。