助成金交付団体訪問録

周南市安田の糸あやつり人形芝居保存会の活動現場を訪問しました!

 3月7日(火)、「周南市安田の糸あやつり人形芝居保存会」の活動現場を訪問しました。
 当会は、昭和21年に発足、江戸時代から周南市三丘の安田地区に伝わる「安田の糸あやつり人形芝居」の保存・継承している団体です。
yasuda2 この日は3月12日に「ルネッサながと」で開催される「やまぐち伝統芸能まつり」において上演する「絵本太功記」の練習が三丘徳修館で行われていました。
 会員、出演される三味線の指導者、演奏者の15人全員が参集され、会員総出で1時間かけて舞台を組み立て、本番さながら真剣に取り組まれていました。

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当財団の助成金で購入された人形は、ホール入口に飾られていましたが、来年度からはこれらを使って約50年ぶりに、「壺坂霊源記」の上演に向けて練習していきたいと意欲的でした。
 これからも活動を継続され、郷土の文化財を守り、引き継いでいかれることを期待しています。

中須北古民家再生プロジェクトチームの「ミニ畳づくりワークショップ」を訪問しました!

 3月5日(日)、周南市中須の「中須本陣」で実施された「ミニ畳づくりワークショップ」を訪問しました。
nakasu 主催の「中須北古民家再生プロジェクトチーム」は、ものづくりに興味のある若者と地域住民が一緒に汗を流し、語らい合い、遊びながら、”Do it yourself(みんなで作ろう)”で空き家を再生し、「中須本陣」を地域交流の場としてセメントアートなどの教室として活用することを目的に活動されています。
 この日は、畳の良さや「い草」の力を知ってもらい、畳に触れてほしいとの思いから開催され、約20人の参加がありました。

 初めに、講師の岸田畳店(下関市・創業約50年)の夫婦から、現在日本で流通している畳の約8割が中国産だが、日本産の良質な畳は10年経って日焼けをしても艶があることなど、畳にまつわる話を聞き、その後、自分の好きな大きさの畳床、畳表、縁を選んでオリジナルのミニ畳を作成しました。
 畳に触れる機会が少ない中、貴重な体験の場となり、参加者は、真剣にそして楽しみながら作業をされていました。
 会では今後も地域住民とともに、様々な体験型のワークショップを実施し、多くの人が集い、交流や情報交換ができる素敵な場を作っていきたいとのこと。今後も積極的に活動されることを期待しています。
 
 

特定非営利活動法人青い鳥動物愛護会の動物愛護活動現場へ訪問しました!

 2月22日(火)、「特定非営利活動法人青い鳥動物愛護会」が設置されているシェルターを訪問しました。
 当団体は、動物愛護、特に飼い主のいない犬猫を減らし、人と犬猫が共生できる社会をめざして平成27年5月に設立。保健所に集められた飼い主のいない犬と猫を引き取り、保護し、一般家庭で飼養できる状態にして譲渡する活動をされています。他に、人間に慣れた犬猫を連れて、福祉施設(児童養護施設等)を訪問し、アニマルセラピーも実施されています。
 設立後ネックとなっていた「シェルター」が、企業等からの全面協力を得て平成27年末に設置されており、訪問した日は成犬20匹、子犬2匹、老犬2匹、猫3匹が各々の設備の中で快適に飼養されていました。

doubutu シェルターの運用(人手)は、早朝のトイレから夜の消灯まで全てスタッフによるもので、この日は3人が餌の準備や設備内の清掃をされていました。
 「シェルターが確保できたことから、安心して飼養、しつけ、譲渡のレールを敷くことができた、今後は保護される犬猫自体を減らすための啓発活動に力を入れていきたい」とのこと。助成金で作成された団体のホームページにも、保護した子犬や子猫の動画を紹介するコーナーを設置したいと意気込んでおられました。
 犬猫の保護については、地域住民の理解と共感が、今後の活動を支える大きな力となります。地域全体の課題として取り組んでいけるよう、積極的にPRを行われ、活動を継続されることを期待しています。

錦帯橋さくら守の会の「さくら守講座」を訪問しました!

 2月11日(土・祝)サンライフ岩国で実施された「さくら守講座」を訪問しました。
 主催の「錦帯橋さくら守の会」は、「市民の手によって錦帯橋の桜を守ろう」を合言葉に、毎月1回会員や一般市民と、錦帯橋周辺の桜樹の維持管理の作業をされるとともに、環境・景観保全の啓発の一環として、専門家を招いて桜樹の管理方法について学習する機会を設けられています。
 sakuraこの日は年1回の「さくら守講座」で、広島県の「みずえ緑地株式会社」代表取締役の正本大さんを講師に「桜の風景創り」と題した講演が行われ、会員、一般市民等約30人の参加がありました。

 桜の手入れ方法、今年の開花予想や全国の有名な桜の写真の掲示、「錦帯橋桜景をもっと素晴らしくしていくためには」等、分かりやすく話され、初心者も興味深く学ばれており、桜を植える時の施肥等の手入れ方法の質問がありました。
 今後も、錦帯橋の美しい桜並木が見られるよう、継続して桜樹の維持・管理を行われることを期待しています。

山陽小野田市自然保護協議会のカブトガニとクロツラヘラサギの観察会に訪問しました!

 2月18日(土)、山口カブトガニ展示館、厚狭川河口付近で実施された「観察会~カブトガニと世界に約2700羽しかいないクロツラヘラサギ」を訪問しました。
 主催の「山陽小野田市自然保護協議会」は、山陽小野田市の自然環境保護と希少生物の生育環境保全のため、様々な野生動植物の観察会や学習会を開催されており、7月には「カブトガニの産卵・幼生観察会」が実施されました。 
S1 今回の観察会の参加者は大人と子ども19人で、集合場所の山陽小野田市役所からマイクロバスで山口カブトガニ展示館に移動し、当団体の笹尾事務局長からカブトガニの生態、雄雌の違い等について説明がありました。
 この展示館は、生きたカブトガニや標本等が見学できるよう、山口ガブトガニ研究懇話会の原田代表が自宅に作られたものです。参加者は、標本を手に取ったり、水槽を覗いたり、スケッチをしたりして熱心に見学されていました。
S2 その後厚狭川河口に移動。肉眼では見えにくいので、望遠鏡でサギ、カモ、クロツラヘラサギ、トビ、ミサゴ等の鳥が中洲で休んでいる様子等を観察しました。
 クロツラヘラサギは、環境省のレッドリスト絶滅危惧IB類に指定されており、世界で2,700~3,000羽とのことですが、この日7羽確認できました。
 群れで飛ぶ鳥や、餌を見つけて急降下するトビの様子などを見て、参加者は野鳥を身近に感じることができたようです。また、野鳥を観察する傍らで会員がごみ拾いをされていましたが、子どもたちが協力する姿も見られ、微笑ましく、環境保護の意識が参加者に伝わっていると感じられました。
 
 今後も地域の貴重な自然環境の素晴らしさを多くの人に啓発されるよう、活動を継続されることを期待しています。
 

特定非営利活動法人とりでの活動に訪問しました!

 1月22日(日)、キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで実施されたフットサルの試合を訪問しました。
 参加団体の一つ、「特定非営利活動法人とりで」は、自立援助ホームや子ども食堂の運営、施設を退所した子ども達への継続支援、里親委託の啓発等、社会的養護を必要とする子ども達、家庭に対して広く相談や支援活動を行っている団体です。試合への参加は特定非営利活動法人とりでが、退所児童等のアフターケアとして行われている交流活動の一環となります。
toride 理事長の金本さんは、かつて児童養護施設に勤務されており、退所後の支援や女子の自立援助ホームがないことから、自らこの法人を設立し、会員やボランティアとともに活動されています。
 フットサルを通じ、退所児童の孤立を防いだり、交流を継続されており、練習を重ねながらリーグへ参加されています。
 今回の試合は9チームで行われており、当チーム「ソツエン」も大変健闘されていました。 
 これからも、子ども達へ支援を継続されることを期待しています。

日立のぞみ会の「わくわく・どきどき親子ものづくり教室2016」を訪問しました!

 12月17日(土)、ほしらんどくだまつ、日立製作所笠戸事業所で実施された「わくわく・どきどき親子ものづくり教室2016~ものづくりと日立の工場の見学~」を訪問しました。
 主催の「日立のぞみ会」は、日立製作所笠戸事業所及び関連会社のOBが会員となり、社会貢献・ボランティア活動の一環として、小学校での理科実験授業や社会科学習(工場見学)のサポート、茶臼山大谷渓nozomikai1谷ハイキングコースの整備等をされています。

 この日は、午前・午後の2回開催され、下松市内の小学5年生の親子32組の参加がありました。
 会の紹介や日程等の説明の後、マイクロバスで日立製作所笠戸事業所に行き、社員さんの案内で、新幹線の組立てや塗装、配線等の製造工程などを見学しました。数多くの工程や様々な技術、安全意識の徹底により製品が作られていることを改めて理解されたようです。特に、製造途中の物や完成した外国の車両など、珍しい物を間近に見ることができ、貴重な体験となったと思われます。
 その後、ほしらんどくだまつに戻り、工作教室が行われました。会員の指導で、磁力を利用して高速回転するコマを作製し、楽しそうにコマを回していました。

nozomikai2 会では、多くの子どもにものづくりに興味を持ってもらい、日本のものづくりを支える人材の育成に繋げたいとのこと。
 ものづくりの楽しさ、大切さを伝えながら、今後も他団体や地域と連携し、活動を継続されることを期待しています。

 

岩国往来まちづくり協議会の和紙紙すき事業を訪問しました!

 12月27日(火)、岩国市美和町長谷の旧長谷小学校で実施された「和紙紙すき事業」の一環である三椏(ミツマタ)の皮剥作業を訪問しました。
iwakuniourai1 主催の「岩国往来まちづくり協議会」は、歴史のある岩国往来を復元し、街道沿いにある本郷・美和・岩国のそれぞれの地域の資源を活かした魅力あるまちづくりを進めている団体です。
 和紙紙すき事業は、かつて地域の主要産業であった「山代和紙」を見直し、地域の活性化につなげるために、昨年度から美和町の長谷みどり会の協力を得て実施されており、美和中学校の1年生は三椏の植樹・収穫、2年生は皮剥・黒皮剥・異物取り、3年生は紙すきを体験しています。

 この日は、美和中学校2年生の生徒や教員と会員ら約30人が、和紙の原料である三椏の皮剥ぎ作業を行われていました。
 生徒たちは始めに説明を受けた後、早朝から蒸して柔らかくなった三椏の皮を剥ぎました。
iwakuniourai2 二人がかりで引っ張ったりして剥いだ皮には黒皮がついているので、ナイフを使って削ぎ落とし、きれいにして物干し竿に掛けました。年明けまで干して乾いたら煮て、漂白、砕叩し、3年生が紙すきを行い自分の卒業証書になります。

 地域や学校との協力体制ができていますが、日頃から様々な機会に触れ合うなどして信頼関係を築いてこられた賜物です。今後も地域と連携して、活動されるとのことであり、継続されることを期待しています。

山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会の「瀬戸内の秘境 エコツアー」を訪問しました!

 12月4日(日)、柳井市平郡で開催された「瀬戸内の秘境エコツアー 大嶽・大滝山をめぐる山歩き」を訪問しました。
 主催の「山口pb273269県東部海域にエコツーリズムを推進する会」は、自然再生・環境保全の大切さを啓発するとともに、魅力あふれる元気な地域づくりに寄与することを目的に、名前のとおり、県東部海域の豊かな自然環境や貴重な歴史・文化等を活かしたエコツーリズムを推進されています。今年度は平郡島、周防大島内のエコツアーの実施と、島周辺の海中・山中調査による貴重な自然や歴史・文化財等のリストアップを進められています。

 この日はエコツアー・山歩きが行われ10名が参加。島への到着と同時に降雨が激しくなりましたが、参加者のeco1強い希望により、約2㎞の登山が実施されました。
 途中、島の歴史、文化的な遺構や自生する植物について説明を受けながら、約1時間で大嶽山頂に到着。あいにくの天気で、晴天だったら見下ろせる沖家室島、大水無瀬島等は霧に隠れて見えなかったのが残念でしたが、良い体験となりました。
 また、この日の実施に当たり、登坂困難箇所へロープを張ったり、倒木の撤去、スズメバチの駆除等の下準備がしっかりされており、平郡小学校生徒の手書きの登山案内看板が各所に掲示され、休憩所として「老人憩いの家」が提供されるなど、島民が事業に理解を示し、協力されている様子が伺えました。

 会では、地域資源をまちの活性化や観光につなげていくため、今後もエコツアーの開発や環境整備等をされるそうです。
 成果がすぐに現れる活動ではありませんが、地道に着実に継続されることを期待しています。
 

 

やまぐちネットワークエコーの「男女(とも)に活躍 生涯学習ネットワーク研究会」を訪問しました!

 11月19日(土)、山口県婦人教育文化会館で開催された「男女(とも)に活躍 生涯学習ネットワーク研究会nwe1」を訪問しました。
 主催の「やまぐちネットワークエコー」は、平成5年に設立。男女共同参画社会の推進や、地域リーダーとしての資質の向上を目的に、山口市を拠点に活動されており、会員は県域に及んでいます。この度、「元気創出!~学び・つなぎ・アクティブに~」をテーマに、3部会の一つである「生涯学習ネットワーク研究会」が開催されました。

 二部構成で約80人の参加がありました。午前中は、「世代を超えて語り継ぐ~山口の女性 今昔」と題した実践報告が行われ、県内で活躍されている4人の女性がパネリストとして登壇され、大切にしていること、活動を通じて次世代へ伝えたいことなどを話されました。
 午後はnwe2、ドキュメンタリー映画「何を怖れる フェミニズムを生きた女性たち」の上映及び松井久子監督へのインタビューが行われました。
 映画は、1970年代以降のフェミニズムの歴史と現在も続く女性達の活動を綴ったもので、出演者が自分に偽りなく、自らの足で立っていることが伝わってくるもので、次世代へつながるよう一人でも多くの若い人に聞いてほしい内容でした。
 今後も目的達成のため実践的な企画を実施されるとのことであり、息長く活躍されることを期待しています。

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